![揚げたて天婦羅 天よ志](https://www.honkakushochu.or.jp/wp-content/uploads/2024/07/47d10ecd9524c0e4655e1296579e8e4c-510x306.jpg)
黒瀬杜氏の技を継承し未来に繋げる
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大海酒造で杜氏を勤めるのは、大牟禮良行さん。
伝説と言われた焼酎造りの職人集団・黒瀬杜氏の元で仕込みを学び、杜氏を任されて約20年、大海酒造の焼酎造りを牽引しています。
実は大牟禮さんは定年で一度は現場を離れますが、大海酒造からの熱いオファーを受けて現場に戻る決断をします。
身体の続く限りは、と、今日も焼酎造りとそれを担う若手の育成に取り組んでいます。
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全身全霊をかけた焼酎造りを次の世代へ
その年の天候に左右されやすい、さつまいも。
大牟禮さんは、素材の仕上がりを見極め焼酎造りに腐心する仕込み時期は、体力が続くだろうか、美味い焼酎ができるだろうか、と気の抜けない日々が続きますが、瓶詰めを経てその年の仕込みが無事に終わると、不思議とそれまでの苦労が何もなかったかのように消えてしまう、と語ります。
全身全霊をかけた仕込みが終わると全てを出し切ったようにリセットされまた翌年の仕込みへと心身を盛り上げていく。
長年杜氏として重責を担ってきたからこそ体内にそのリズムが刻み込まれているようです。
そして、その技術と経験を次の世代に引き継ごうと大牟禮さんは若手の育成にも力を入れており、情報が溢れる現代だからこそお金では買えない経験を体で感じてもらいたい、と、「手造りの最大蔵」を担う次の世代に語りかけます。
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地魚の刺身でだれやめして明日への活力に
仕込みの緊張や疲れを癒すのは毎晩の「だれやめ」。
鹿児島弁の「疲れ」を意味する「だれ」を「止める」という晩酌の習慣。
大牟禮さんは好物の地魚の刺身をアテに「毎晩だれやめしています」と笑顔で語ります。
刺身に添える醤油は地元鹿屋市の坪水醸造の刺身醤油「特 さしみ醤油」。
脂の乗った季節の魚に甘口の醤油が絶妙な組み合わせです。
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そしてそこに合わせるのは代表銘柄「さつま大海」のお湯割り。
熱めのお湯を用意して焼酎3.5:お湯6.5の割合で、温度と共に変化する味わいを楽しむのがおすすめ。
湯気とともに広がる甘い香りと味わいをぜひお試しください。
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