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杜氏・相良由美子さん 相良酒造株式会社

杜氏・相良由美子さん
相良酒造株式会社

小さな蔵ならではの、丁寧な造りを大切に。

杜氏・相良由美子さん 相良酒造株式会社

歴史的なスポットも数多く点在する上町(かんまち)エリアにおいて、300年近く家業として造り酒屋を営む相良酒造。創業は江戸時代の1730年で、人吉(熊本県)から移住した初代・相良仲右衛門(さがらちゅうえもん)に始まり、明治維新の動乱や、桜島の大噴火、太平洋戦争といった数々の危機に遭いながらもそれを乗り越え、今もなお同じ場所で、こだわりの焼酎造りを行う蔵元です。

一次仕込み室にある石壁は、創業当時のままのもの。仕込や和水に使う地下水や、雑味の少ないまろやかな風味に仕上げるため錫製の蛇管を使用した蒸留機なども、伝統の味を保つため、今も大切に使っている昔ながらの設備です。

「小さな蔵ならではの丁寧な造りを大切に、一本ずつ手をかけ目をかけ心を込めて造っています。」そう話すのは、そんな歴史ある蔵元の十一代目として、若くして蔵の責任者である杜氏を務める、相良由美子さんです。「先代からずっと守り続けてきた相良酒造を続けていきたい」と修行を積み、2021年に杜氏に就任されました。

戦後、芋焼酎を県内外に普及した功績を認められ、平成13年には黄綬褒章も授章している祖父の九代目・榮二さんに教えられた「周りの方々への感謝の気持ちを忘れないこと」を胸に、日夜、より良い焼酎造りに情熱を注いでいます。

製造の様子

製造の様子

製造の様子

製造の様子

製造の様子

「まだまだ勉強中の毎日で、目の前のことに取り組むので必死ですが、焼酎造りは決して1人ではできない仕事なので、いろいろな方とのご縁を大事に、地道にこつこつ頑張っていきたい」と意気込みを語る由美子さん。

自分のペースで、自分の好きな飲み方・使い方で、自由に楽しんで欲しい

由美子さんが挑戦するのは、歴史ある代表銘柄も大事にしながら、今まで焼酎を飲んだことがない人や女性でも、気軽に飲んで楽しめるような“新しい焼酎造り”。

その中でも、初めて1からプロデュースした本格芋焼酎「GOOD MORROW(グッドモロー)」は、味や香り、デザインなど、女性目線で細部にまでこだわって作り上げた、特別な一本です。「楽しい明日」という意味を持つ商品名には、焼酎を飲んで、「明日も楽しもう」と前向きな気持ちになってもらいたい、との想いが込められています。

リラックスできる香りと、甘味のある味を目指して、南さつま産のエイムラサキ芋を使い、黒麹仕込みで造った酒質は、ワインを思わせるフルーティーで華やかな香りと、口当たりの良い甘みが特長。水割りや炭酸割りで飲むのがおすすめです。

飲んでリラックスするほかにも、入浴剤としてお風呂に入れて香りを楽しんだり、空になったボトルに花を飾ってインテリアに使ったりと、真似したくなる楽しみ方も。由美子さんは、ヒヤシンスやムスカリなど球根の水栽培に使っているそう。飲んで味わうだけでなく、香りや見た目など五感を癒やしてくれるアイテムになっています。

芋焼酎と焼き芋スイーツで、 心と体にエネルギーチャージ

「GOOD MORROW」の炭酸割りと一緒に食べてほしいと由美子さんが推薦してくれたのは、焼き芋屋さんの焼き芋スイーツ。相良酒造から歩いて5分ほどのところにある、JR鹿児島駅前の「浜直農園(はまなおのうえん)」の直売所では、大隅半島の垂水市で育てたこだわりのサツマイモを、焼き芋や手作りスイーツにして販売しています。

標高550メートルに位置する垂水の大野原地区で、昼夜の寒暖差や山特有の荒天を乗り越えて育ったサツマイモは、昔からその甘さに定評があるそうです。2018年に新規就農した濱田直史さんが手掛ける浜直農園では、そのサツマイモの甘みをさらに引き出すため、軒先に吊るして寒風にさらす伝統製法で甘みを凝縮させた「つらさげ芋」と、マイナスイオンを多量に放出すると言われる桜島の溶岩を置いた貯蔵庫で約2カ月間熟成させた「紅もぜか」を使っています。

黄金色に輝く焼き芋は、遠赤外線効果のある桜島の溶岩を敷いたオーブンでじっくり焼き上げ、もちっと柔らかく、焼きたてはじゅわっと蜜があふれる絶品の味わい。

女性スタッフが作る、お芋の甘さを生かしたしっとりチーズケーキや、砂糖不使用で作ったサクサク、ホクホクの焼き芋パイも、さわやかな「GOOD MORROW」の炭酸割りととても良く合います。

由美子さんもよく食べているという組み合わせ。炭酸割りなら、焼酎3:炭酸7くらいがおすすめだそうです。

昼下がりのティータイムに、または夜ご飯の後のデザートタイムにいかがでしょう。

8月になれば、蔵では芋焼酎の仕込みが始まり、12月までの約4カ月間、体力勝負の大変な時期が続きます。「1日が終わるとバタンキュー。製造がすべて終わる頃には倒れているのでは!?と不安になります(笑)」と話す由美子さんですが、蔵に入ればなぜか自然と、元気が出るそう。次の新商品のことや、お客様からの美味しかったと喜ぶ声を励みに、「明日も頑張れそう」と、焼酎造りへの想いを新たにするそうです。

やさしい甘さの焼き芋スイーツと、華やかな香りの芋焼酎のマリアージュでお腹も心も満たせば、明日を元気に迎えられるはず!

黒じょか
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