JR鹿児島駅周辺に広がる、城下町の面影を残す上町(かんまち)エリア。歴史や文化に触れられる施設が集まることから、“ミュージアムタウン”ともいえるエリアです。
約300年の歴史を受け継ぐ鹿児島市内唯一の家業で営む造り酒屋「相良酒造」を起点に、上町の街をゆったり散策。途中には桜島や錦江湾の絶景を望むスポットや世界文化遺産など、歴史の舞台も点在します。
今回は地元ガイドの方にも紹介してもらいながら、歴史と景色を楽しみつつ、焼酎に合いそうな一品にも出会う“大人の休日”をご紹介します。
昔ながらの製法にこだわり、蔵の歴史を継承する
―相良酒造株式会社―
鹿児島の中心市街地に佇む焼酎蔵「相良酒造」。享保15(1730)年創業、先代から受け継ぐ昔ながらの製法を守り続けている焼酎蔵です。
歴史を感じさせる石壁が今も残る蔵構え。よく見ると弾痕のような凹みが残っていて、これは西南戦争の時のものではないかと語り継がれているそうです。第二次世界大戦では建物の多くが焼失したそうですが、それでも壁は残り、蔵はその後に再建されました。長い歴史の中で幾度もの戦火を乗り越えながら、この場所で焼酎づくりは続いてきたのです。
代表の相良由起子さんに、蔵のことを教えていただきました。相良酒造では、少人数で丁寧な仕込みを行っています。市街地の中にある蔵ということもあり、「ここで本当に焼酎を造っているんですか?」と驚かれることも多いのだとか。
1日におよそ1500キロの芋を使い、蔵に棲みつく蔵付き酵母の力も借りて焼酎を仕込みます。「同じ材料でも、この蔵で仕込むと味が変わる」と言われるほど、環境そのものが酒質(焼酎の味)の個性を左右する重要な要素とのこと。
発酵を終えたもろみは、蒸留の工程へ。ここで使われているのが、この蔵ならではの特徴でもある“錫製の蒸留器”です。錫は扱いが難しく、数年ごとにメンテナンスが必要な繊細な素材。現在ではステンレス製が主流となる中、あえて錫製にこだわり続けています。
「これで仕込むと味がまろやかになり、雑味が取れるんです」と、相良さん。手間とコストがかかる一方で、その仕上がりの違いは大きく、蔵の味わいを支えています。
蒸留後の焼酎は、半年以上の熟成期間を経て瓶詰めへ。この工程もまた手作業が中心で、瓶詰から閉栓、ラベル貼りまで丁寧に仕上げていきます。昔ながらの機械はどれも現役で稼働中。ベテランのスタッフの手により、機械を調整しながら使い続けているそうです。
長きにわたり受け継がれてきた蔵の想いが込められている焼酎たち。蔵の歴史を知ることができる貴重な資料を見せていただきながら、今回は、上町のおいしいグルメとのおすすめのペアリングとともに、飲み比べをさせていただきました。
まずは、焼酎そのものの味比べから。創業者である初代の名を冠した芋焼酎『相良仲右衛門』のロゴが入ったグラスに、種麹屋の老舗・河内源一郎商店に依頼して開発された特製白麹を使用した『悪太郎』の水割りが完成。口当たりはキレが良く、スッキリとした後味ですが、芋の芳醇な香りがしっかり残ります。
つづいて、生産管理が難しいとされるサツマイモ「サツママサリ」を使用した『相良十代目 チャレンジ』。こちらは炭酸割りで味わいました。キリッとしていて飲みやすく、柑橘のような爽快感が際立つ味わい!心地よい甘さで、思わず満面の笑みがこぼれました。
最後に、代表銘柄の『相良』をお湯割りで。お湯割りは芋の香りを最も楽しめる飲み方です。『相良』は、黄金千貫と白麹を醸した、芋の風味が活きた昔ながらの味わい。芋の甘みと旨味をしっかりと味わえて、口当たりのまろやかさに驚きました。
お待ちかねのペアリングです。『相良』は、鹿児島の名物・さつま揚げを合わせて、これぞ鹿児島!という王道の楽しみ方で。相良さんも通うという上町の老舗「早崎屋」のさつま揚げを紹介してもらいました。芋の香りとさつま揚げの程よい甘さが、絶妙にマッチします。
スッキリとした飲み口の『悪太郎』と『相良十代目』は、“焼酎×パン”という新たな組み合わせに挑戦してみました!相良さんのお気に入り「パン工房 末廣」の惣菜パンを合わせます。アボカドとエビのパンには爽やかな炭酸割り、チーズと卵のパニーニにはのど越しの良い水割り、明太ウインナーのパンにはコクの深まるお湯割りで。
まさに“新体験”のマリアージュで、具材の塩味とパン生地の甘さが引き立つ、クセになる組み合わせでした。お昼からお酒を楽しめる休日などに、ぜひ一度試してほしいです!
戦争による焼失や時代の変化を経てもなお、途切れることなく続いてきた焼酎づくり。そこには「続けること」そのものへの強い意志が感じられます。そんな酒蔵が手掛けた一杯には、土地の歴史、蔵に棲みつく蔵付き酵母、そして人の手仕事が幾重にも重なっています。
大量生産とは異なる、時間と手間をかけたものづくり。その価値を改めて感じさせてくれる、貴重な現場でした。相良酒造のホームページには、相良さんの想いが込められたメッセージがあり、そちらも必見です!
相良酒造
TEL:099-222-0534
営業時間:8:30~17:00(土曜は8:30~12:00)
定休日:日曜
※蔵見学は受け付けておりません。試飲販売あり。駐車場あり。
グルメ|パン工房 末廣
鹿児島市電の沿線に、どこか懐かしく、可愛らしい看板が目に入る「パン工房 末廣」があります。
平成元(1989)年創業で、現在は3代目の徳和也さんが店主となり、両親と3人で経営しています。長年通う常連客も多く、なかには親子三世代、四世代にわたって末廣のパンのファンという人も。「近所は皆さん顔見知りばかり。皆さんの成長が見れるのがうれしい」と、徳さんは話します。
末廣が多くのパン好きを魅了する理由の1つが、柔らかい食感です。ハード系のパンの人気が高まりつつある昨今、「子どもから年配の方まで食べやすいものを」という想いから、あえてソフトな生地にこだわってきました。
実際に試食でいただいた出来立ての食パンは、ほわほわとした無重力の食感!その柔らかさの秘訣は、“生クリーム”にあるそうです。あまりの柔らかさに圧倒されました。
さまざまな惣菜パン・菓子パンのなかでも、店の看板商品は100%バターを使用した「塩パン」。一時期は1日に300個以上を焼き上げ、売上の半分を占めるほどの人気だったそうです!
徳さんは、新商品開発にも積極的で、頻繁に新たな顔ぶれが並びます。この日も、数日前からの新メニューのコーヒーサンドが仲間入りしていました。
近年は原材料の価格高騰で、商品によっては販売を見送らざるを得ないものも。それでも、「子どもがお小遣いで買える店でありたい」という想いから、手の届きやすい価格設定を続けています。
いつの時代も変わらず地域に根付き、人々の暮らしに自然と溶け込むこの店は、これからも変わらぬ温もりで訪れる人を迎え続けてくれそうです。
パン工房 末廣
TEL:099-224-6937
営業時間: 6:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日:日曜、祝日
グルメ|早崎屋
次に訪れたのは、さつま揚げの専門店「早崎屋」。創業から80年近く、地域に根ざしながら、手づくりの味を守り続けている老舗です。出迎えてくれたのは、三代目になる店主の早崎裕一さんと父の正喜さん、母の直子さん。祖父母の代からこの場所で店を営み、現在も家族で製造から販売までを一貫して行っています。「目の届くところでやりたいんです」と、そう語る言葉どおり、規模を大きく広げることなく、この場所で変わらぬ味を届けてきました。
店頭に並ぶのは、棒天、きくらげごぼう、にんじんごぼうの3種類のみ。すり身を味わってもらうために、入れる具材はシンプルにしているとのことでした。原料となるすり身には、スケトウダラやキンメダイ、グチ、アジなどを使用。さらに地酒やザラメを加え、鹿児島らしいほんのり甘い味わいに仕上げています。
また、すり身は一晩寝かせてから成形・揚げの工程へ。そうすることで、プリっとした食感が生まれ、旨味も凝縮されてまとまりのある仕上がりになるそうです。防腐剤を使用していないのも大きなこだわりのひとつ。「できたてをそのまま味わってほしい」という想いが込められています。
お昼過ぎには売り切れることも多く、また年末のお歳暮シーズンには注文が早々に上限に達してしまうといいます。それでも無理に量を増やさず、作れる分だけを丁寧に仕上げると話す直子さん。お客さんとの信頼を大事にするその姿勢に、早崎屋が長く愛され続ける理由が垣間見えました。
どこか懐かしく、素朴で優しい味わいを求める県内外の多くのファンに愛される早崎屋。鹿児島県民のふるさとの味を、出来立てで味わってみてください。
早崎屋
TEL:099-247-5762
営業時間: 10:30~16:00
定休日:日曜・祝日
グルメ・ショッピング|かんまち商店
つづいて訪れたのは、魚屋兼食事処「かんまち商店」。店主の有木伸幸さんは、父がこの地域で魚屋を営んでいたことから、かつての街の活気を取り戻せればと、ゆかりのあるこの町で開業しました。
店内に足を踏み入れると、まず目に入るのは新鮮な魚の数々。その日に仕入れた旬の魚がずらりと並び、見ているだけでも食欲をそそられます。さらに店内では、お惣菜や加工品の販売も行っており、地域の人々の食卓を支えています。
お惣菜は、有木さんの妻の梨絵さんの手作り。注文を受けてから揚げる生フライをはじめ、揚げ物や焼き物、煮付けにとどまらず、白身フライやエビマヨのバゲットサンドなど、魚屋の枠にとらわれない多彩なメニューが並びます。食べ応えのありそうな大きな身にたっぷりのソースが絡んだエビマヨは一番人気です。
この店の魅力は、魚屋でありながら“食事も楽しめる”こと。中でも人気なのが、鮮度抜群の魚を贅沢に使用した海鮮丼です。仕入れは鹿児島に限らず、その時期ごとに最も美味しい魚を全国から厳選。9種類ほどの旬の魚を集めた一杯は、見るだけでも満足感のある彩りです。
また、ごはんは寿司屋も営んでいた有木さんの父のレシピで作った“酢飯”を使用しています。それぞれのネタの味が際立ち、最後まで新鮮な味わいを楽しむことができました!
お店の営業を通して、町の活性化に貢献している店主の有木さんですが、地域活動にも積極的に関わっていらっしゃいます。上町の皆さんと協力し、鹿児島の伝統行事「おぎおんさぁ」で使用される“傘鉾”を伝承する活動も行っているそうです。
そのような取り組みを通して「みんなで地域を良くしていきたい」と話す有木さん。
新鮮な魚の美味しさはもちろん、人と人とのつながりや地域の温かさも感じられるこの場所。日常の中で少し特別な食体験を味わいたいとき、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
かんまち商店
TEL:099-248-3460
営業時間:10:00~19:00(ランチは11:00~、限定10組)
定休日:木・日・祝日
史跡|重要文化財・旧鹿児島紡績所技師館(異人館)
JR鹿児島駅から日豊本線上りで約5分。2025年3月に開業したばかりの新駅・仙厳園駅で下車し、歴史的建造物が数多く残る磯海岸周辺へやってきました。
旧鹿児島紡績所技師館(異人館)は、慶応3(1867)年に建てられた西洋館で、日本の産業の近代化を支えた技術者たちの居住施設として使用されていました。鹿児島紡績所の設立に伴い、イギリス人技師を迎えるために建設されたもので、当時の先進的な建築様式を今に伝えています。
白い外壁とバルコニーが特徴的な洋風建築は、和の景観の中に異国情緒を感じさせます。館内では当時の生活の様子や紡績産業の歴史に触れることができ、近代日本の歩みを身近に感じられます。
すぐ近くに錦江湾と桜島を眺められ、歴史とともに穏やかな風景も楽しめます。旅の合間にゆったりとしたひとときを過ごせるスポットです。
旧鹿児島紡績所技師館(異人館)
TEL:099-247-3401
営業時間:9:00~17:00
入館料:市外料金/(一般)400円、(小中学生)200円
市民料金/(一般)300円、(小中学生)150円
歴史|重要文化財・島津家歴史博物館 尚古集成館
名勝・仙巌園隣接の尚古集成館は、幕末から明治初期にかけて進められた薩摩藩の近代化事業「集成館事業」に関する資料を展示する博物館。島津家第28代当主・島津斉彬の産業拠点であったこの場所で、島津家の歴史と文化を伝える博物館として大正12(1923)年に開館しました。
国の重要文化財に指定されるだけでなく、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産となっています。
現存する日本最古の洋式工場建築「旧集成館機械工場」を利用しており、館内には鎌倉時代から続く島津家や、近代の機械に関する資料などを展示。西洋の技術を積極的に取り入れながら発展していった、当時の様子を伺うことができます。
重厚な石造りの外観は、近代産業の片鱗を感じられます。施設周辺には緑が生い茂り、新鮮な空気を味わえるこの場所。歴史と自然が調和するこの場所で、日本の近代化のはじまりに思いをはせてみてはいかがでしょうか。
島津家歴史博物館 尚古集成館
TEL:099-247-1511
営業時間:9:00~17:00(入館は16:50まで)
定休日:3月第1日曜(鹿児島マラソンの開催に伴い、休園)
入館料:※仙巌園・御殿・尚古集成館共通券
(一般) 1,600円
(小中学生、高校生) 800円
グルメ|ぢゃんぼ餅平田屋
錦江湾に面した国道を下ると、明治時代からおよそ140年続く老舗のぢゃんぼ餅(両棒餅)店「ぢゃんぼ餅平田屋」があります。ぢゃんぼ餅は、鹿児島で古くから愛される郷土菓子で、串を2本差した姿が薩摩藩の武士が刀を腰に2本差した姿と似ていることなどから、その名が付いたと言われています。
平田屋のぢゃんぼ餅の甘じょっぱいタレは、創業当初の製法のまま。柔らかい一口サイズのお餅を口にほおばると、焼き目の香ばしさと相まって、思わず顔がほころぶおいしさ。使用する原材料も、長年付き合いのある地元の業者との変わらぬ関係性により、同じものを使用できているそうです。
黄緑色がきれいな知覧茶(粉茶と煎茶のブレンド)と、鹿児島ならではの山川漬け(大根の漬物)とあわせていただくと、よりいっそう鹿児島の美味を感じられます。
現在5代目として勉強中という平田勝彦さんからは、竹串についてのこだわりもお聞きしました。竹本来の風味を楽しんでもらいたいと、竹は仕入れた後、洗い、削り、一本一本手作業で加工。平たい刀のような形状に仕上げることで、餅がくっつきにくく、食べやすさにもつながっています。
営業の合間を縫って竹串づくりを行うのは容易ではないそうですが、それでも平田屋ならではのぢゃんぼ餅を提供するため、大切にされている作業の1つだそうです。
店内からは、桜島と錦江湾の景色を眼前に臨むことができ、写真映えも抜群です。新設されたJR仙巌園駅の影響もあり、地元の方や国内の観光客だけでなく海外からの来店も増え、賑わいは絶えないと言います。
「1日1日、いろんな人に出会える面白さは特別。これからも、続けられることが一番」と、積み重ねてきた日々を振り返る平田屋の皆さん。創業100年を超えてから実感したという、長い歴史の価値がお店の随所に散りばめられています。一度来たら何度でも訪れたくなる、素敵な場所でした。
ぢゃんぼ餅平田屋
TEL:099-247-3354
営業時間:9:30~17:00(L.O/16:30)
※お餅がなくなり次第終了
定休日:木曜
景勝地|石橋記念公園
ここからは、鹿児島の歴史に詳しい街歩きガイド、上町タウンマネジメントの桃木野喜代己さんに同行いただき、上町に点在する史跡などを散策しました。最初に訪れた「石橋記念公園」は、江戸時代末期に架けられた石橋を保存・公開する歴史公園です。かつて甲突川に架かっていた5つの石橋群のうち、貴重な3つの橋が移設され、当時の姿を今に伝えています。
薩摩藩の高度な土木技術によって築かれた石橋は、日本の近代化へとつながる技術力の一端を感じられるもの。なかでも公園内の「西田橋」は、城下の表玄関として丁寧に建造され、格の高い橋とされているとか。重厚でありながらも優美な佇まいで、歴史的価値とともに景観の美しさも魅力の場所です。
石橋記念公園
TEL:099-248-6661
景勝地|祇園之洲公園
そこから少し歩き、「祇園之洲公園」へ。祇園之洲公園は、錦江湾に面した開放感あふれる海辺の公園です。かつてこの一帯は海上交通の拠点として栄え、薩摩の歴史と深く関わってきた場所でもあります。
堤防へ向かうと桜島が待ち構えていました。空と海と、自然の雄大さに囲まれた知る人ぞ知る絶景スポットです!そこから続く川の水面は透き通っており、橋下の「水の流れ」では今も川遊びができるそう。時代を超えて、今も憩いの場として親しまれています。
広々とした敷地には、砲台の胸壁石垣も残されています。薩英戦争当時の様子を物語るものとして、歴史の片鱗を見て学ぶことができる、貴重な場所となっています。
祇園之洲公園
TEL:099-247-7473
史跡|多賀山公園(東福寺城跡)
そこからさらに坂を上がり、「多賀山公園」へ。鹿児島市街地を一望できる高台に位置する公園で、古くから人々に親しまれてきました。園内には東郷平八郎元師像などの歴史的な史跡も点在しており、自然とともに鹿児島の歩みを感じられる場所です。
展望スポットからは錦江湾や桜島、市街地の三方向を見渡すことができ、時間帯によって異なる表情に。特に夕暮れ時には、美しい景色が広がり、訪れる人々を魅了します。
多賀山公園(東福寺城跡)
TEL:099-216-1366
史跡|鹿児島島津家墓所(福昌寺跡)
錦江湾周辺に点在する史跡を巡り、最後に上町の中心部に戻ってきました。
締めくくりに訪れたのは「福昌寺跡」。薩摩藩の菩提寺として栄えた由緒ある寺院の跡地で、現在は島津家歴代の墓地として静かに美しく残されています。
桃木野さんによると、室町時代からこれだけ多くの墓が揃っている例は珍しいとのこと。墓石一つひとつの大きさや配置などの違いから、当時の人々の身分や立場なども推測できるそうです。
「街を歩いていると、一点を縦に切り取ればその場所の時代に合わせた移り変わりが、また横に切り取れば、その時代どのように街が広がっていたかが見えてくる。上町は見どころ語るところが本当に多く、知れば知るほどおもしろい」と桃木野さん。
上町タウンマネジメントでは、定期的にイベントやワークショップなども行っていて、“ミュージアムタウン”としての上町の魅力を、さまざまな形で伝えています。
その土地の食や街並みを知るほどに、また歩きたくなる。上町は、そんな心安らぐ空間と奥深さを秘めた街でした。
鹿児島島津家墓所(福昌寺跡)
上町タウンマネジメント
https://www.kanmachitm.com/
※本記事の情報は、取材当時のものです。



