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日々の喧騒から離れて、ゆっくり、じっくり時間を楽しむ “外遊び”

日々の喧騒から離れて、ゆっくり、じっくり時間を楽しむ
“外遊び”

113もの数の焼酎蔵元がある鹿児島には、温泉やグルメ、史跡など多くの観光スポットがあります。
各地区の蔵元を巡りながら楽しめるおすすめの旅スポットをご紹介します。

伝統製法による貯蔵熟成を経て、唯一無二の味わいを造る −さつま無双株式会社/三和酒造株式会社−

鹿児島市から南へ。産業道路をドライブしていると「さつま無双」の看板が見えてきます。

県の特産品である焼酎を広く日本国内、そして世界へと伝えていくために、鹿児島の焼酎メーカーが結集して生まれた焼酎蔵です。

「薩摩に双つと無い」という意味の名を持つ代表銘柄「さつま無双」は、近年人気アニメとのコラボなどでも話題になりました。

鹿児島市七ツ島にある本社敷地内には、事業提携を結ぶ三和酒造の蔵もあり、明治時代より長年受け継がれてきた本格焼酎造りを見ることができます。

今回の蔵旅は、焼酎はもちろん、お酒が大好きな仲良し3人組で巡ります。大人の工場見学に、3人ともワクワク・ドキドキ!旅の締めくくりには美味しいものと一緒に美味しいお酒が飲みたい!ということで、近場で話題のグランピング施設も予約済み。実はひそかに、そこで開ける『美味しいお酒探し』が、一番の目的だったりして。 それでは、いざ、出発!

見学ルート(三和酒造)は、製造工程順に説明書きを見たり音声案内を聞いたりしながら、実際に製造現場をガラス越しに見ることができるようになっています(製造を行っていない日や時間帯もあります)。 焼酎が造られる現地の風や空気を感じながら、焼酎造りについて、学んでいきます。

酒蔵の中の様子がこちら。地中には等間隔でたくさんの甕壺が埋め込まれていました。なかにはふつふつと、甕壺の中から空気の泡が出ている甕壺も。 酵母が健気に元気よく働いている姿に、「頑張っておいしい焼酎を作ってちょうだい!」と勝手にエールを送りたくなってきます。 ちなみに甕壺は1次(麹米と仕込水で酵母を発酵)と2次(1次もろみと主原料、仕込水でアルコール発酵)の両方の仕込みに使われるそうで、地中に埋め込むことで外気に左右されることなく、安定した極上のもろみが仕上がるそうです。(写真は1次仕込みの様子)

その奥に見えるのは木樽蒸留器。なんと、県内でも作る人が1人しかいないという貴重な木製の蒸留器!ほんのりとした杉の木の香りが焼酎に移り、芋本来の甘みとまろやかな味わいを引き出すのだそうです。手作りのためメンテナンスが欠かせず、丁寧に使っても5年しかもたないそうですが、木樽特有の香りや焼酎の味わいはたまりません。

タイミングが良ければ、麹室(こうじむろ)の窓をのぞいて、焼酎造りに欠かせない製麹(せいきく)の様子を見ることができるかも。麹室では種麹が働きやすい環境を整えながら、手作業で蒸し米と種麹を混ぜ、2昼夜かけて麹を作っています。

駐車場の真ん中には、大きな木製の水槽を発見。「近代水道百選※」にも選出されている七窪(鹿児島市下田町)の自然湧水が貯水されており、焼酎造りに使われています。ミネラルを多く含む名水で、断熱性・抗菌性に優れ、水質を維持することができる木槽受水槽で貯水することで、まろやかなおいしい水になるそうです。このような受水槽は、有名なホテルなどでも使われているとか。 ※近代水道百選…1985年(昭和60年)に厚生省(現・厚生労働省)が企画、日本水道新聞社の主催で選定した水道施設の百選。

この日は特別に、蔵の中を見せてもらいました(通常はガラス越しの見学のみ)。 案内してくれたのは、工場長の松元さん(右から2人目)と杜氏の和齊(わさい)さん(左から2人目)。

蔵ではこの日、麦焼酎の仕込みを行っていました。大きな筒状の機械では、鹿児島県産の大麦を蒸して麹作りの最中。ほんのり甘い麦の香りにうっとり。

タイミングが良ければ、櫂(かい)棒を使って杜氏たちが櫂(かい)入れをする工程を見ることもできます。もろみを混ぜて、温度や状態を均一にすることで発酵を進みやすくするのです。ふつふつと泡立つもろみ、発酵熱は32.3度。この温度を保つため、その時々の気候や発酵状況を見ながら櫂入れを行い、2週間程度で発酵が終わります。(写真はサツマイモの2次仕込みの様子)

健全に酵母が働けるように見守り、管理するのが僕らの仕事です、と和齊さん。

発酵を経て蒸留され、できあがった原酒は、アルコール度数40度超え!そこから一定期間、貯蔵用の素焼きの甕で時を重ねます。遠赤外線効果や、甕の気孔に詰まった空気によって焼酎が“呼吸”することにより、ゆっくりじっくりと熟成が進み、丸みのあるまろやかな味わいの焼酎に仕上がるのだそうです。熟成の期間や容器、保管場所によっても風味や香り、味わいは変化し、個性ある商品作りに生かされています。

見学の後は、蔵に隣接する売店「無双蔵」でお待ちかねのお買い物。近年注目されているフルーツの香りの焼酎や、縁結びの梅酒など、ラベルデザインが可愛らしいものや、コンセプトがおもしろいものなど、気になるアイテムがたくさんそろいます。お家で食中酒として一緒に楽しんだり、気の合う友人とのパーティーに持っていったりしても良さそう!

店内ではおすすめの焼酎の試飲もできます(新型コロナウイルス感染症対応のため、2022年6月現在、試飲は中止中)。ここでしか販売していないものや、数量限定の希少なものなども登場。商品のことを一番良く知る酒蔵の方に直接、造りのこだわりやおすすめの飲み方を教えてもらいながら自分好みの1本を探せるのも、焼酎蔵見学の醍醐味の1つです。

この日の旅の最終目的地がグランピング施設であることを話すと、三和酒造の代表・久木原さんに、ぴったりの焼酎をおすすめしてもらいました!その名も「キャンプ無双」。アウトドアで焚火を眺めながら、また自宅のベランダでベランピングしながら、じっくり飲んで、ゆっくり時間を過ごすために、飲みごたえのある酒質に仕上げてあるそう。まさかアウトドアシーンに合わせた焼酎があるなんて!アウトドア好きにも嬉しいニュースです。 黄金千貫の甘みのあるふくよかな芋焼酎に、フレンチオーク樽で長期間寝かせた芋焼酎をブレンドし、ウィスキーのような色と風味を楽しめる「キャンプ無双芋」と、黒麹仕込みの長期貯蔵の麦焼酎古酒で、古酒の円熟した深みのある味わいが特徴の「キャンプ無双麦」の2本を購入!芋と麦の飲み比べも、飲み方で変わる風味や味わいも、とっても楽しみ!!

慈眼寺公園/谷山神社

*「写真協力:鹿児島市」

歴史と自然を身近に感じる、初夏の散策

無双蔵から車で15分の場所にある慈眼寺公園。毎年春になるとネモフィラの青い花が絨毯のように咲き誇ります。梅雨時はアジサイ、秋にはコスモスと、四季の豊かさを感じさせてくれる公園です。

昔から見事な渓谷として知られていた慈眼寺周辺。公園内には清らかな渓流と豊かな緑が広がり、涼し気な自然遊歩道を散策するのがおすすめです。苔むす初夏の美しい緑をバックに、映える写真を撮ってみるのもおすすめ。

毎年3月中旬から10月末まではそうめん流しも営業中。天保年間に書かれた旅行記にも、夏はこの地でそうめんを流し、食べていたと紹介されているほど。今でも夏の避暑地として人気のそうめん流しスポットです。桜島が噴火するように、中央からそうめんが出てくる噴流型のそうめん流し器(特許取得)も、おもしろいですよ。

食後に、鹿児島名物の一つ、両棒餅(ぢゃんぼもち)はいかがですか。“慈眼寺が発祥の地”とも言われる所以は、また後程。

公園内にある谷山神社にも行ってみます。この長い長~い137段の階段を上った先に…

桜島と錦江湾、谷山の街並みを見下ろす、素晴らしい景色が待っていました!(階段を上らなくても、谷山神社の駐車場があるのでご安心を)

そうめん流しで購入した「じゃんぼ餅(両棒餅)」で小休憩。焼き餅に竹串を2本刺し、甘しょっぱいたれをかけた、昔も今もほっとする美味しさです。慈眼寺名物の両棒餅(ぢゃんぼもち)のルーツは古く、南北朝時代、後醍醐天皇の息子である懐良親王(かねよししんのう)を谷山に迎えた際、谷山藩主谷山五郎隆信が皇子の心を慰めようと作って差し上げた小餅ともいわれています。

甘味で心もお腹も満たされたところで、谷山神社を参拝。 神社が建てられたのは昭和3年。ご祭神は後醍醐天皇第9皇子の懐良親王です。境内には凛とした空気が漂い、木々のさざめきが心を落ち着かせてくれます。

宮司の大脇誠一さん。この地の歴史について、丁寧に説明してくれました。 境内に立つ記念碑の裏には、谷山神社建立にあたり、明治時代に内閣総理大臣を2度務めた鹿児島市(谷山)出身の松方正義が尽力したと刻まれています。

パワースポットでエネルギーと御朱印もいただき、いよいよ最終目的地へ出発!

GOOD LUCK~STAR GARDEN~(グッドラックスターガーデン)

贅沢な空間、景観、時間を楽しむグランピング

錦江湾と桜島を眼下に望む最高のロケーションの中、雰囲気満点のグラマラスなテントやテラス席で、至れり尽くせりのお手軽&豪勢なBBQを楽しむことができる「GOOD LUCK STAR GARDEN」。鹿児島でブームの先駆けとなったグランピング施設で、光山の住宅街から1本入った先に、開放感抜群・プライベート感満載の充実した設備を備えたエリアが広がります。面倒な準備や後片付けも不要でアウトドアを快適に楽しめるとあって、若者グループや家族連れのレジャー、子ども会など、幅広いシーンで利用されています。

まずは乾杯の準備から。「無双蔵」で買った「キャンプ無双」は、芋ならロックか水割り、麦ならロックやソーダ割りがおすすめです。芋の方は、うっすらと樽の色が付いて、まるで洋酒のような雰囲気と風味を楽しめます。ハイボール好きなら、断然ソーダ割りがおすすめ!ソーダ割りは炭酸がはじけるたびに爽やかな香りが立ち、しっかりとした味付けの料理が多いBBQの食中酒にはぴったり!お口の中をリセットしてくれます。 麦の方は、古酒ならではの角が取れた穏やかな旨みが絶妙!飲み飽きしないので、いくらでも飲んでしまいそうです。

それぞれ好きな飲み方で焼酎を注いだら、テントの中でちょっとまったり。居心地が良くて、リゾート感たっぷり。サーキュレーターもあるので初夏でも涼しく、夜はプロジェクターで映像を楽しむこともできます。

のんびりしている間に、バーベキューの食材が到着!主役のお肉はアメリカ産のビッグ牛肩ロースステーキ。お肉の存在感に喜びが隠せません。他にも、黒豚スペアリブや特製粗挽きウインナーなど充実のお肉メニューと、脇を彩るサイドメニューなど13品。

パンチのある料理には、キリッと冷えた芋焼酎の水割りや、麦焼酎のソーダ割りがとても良く合います! おいしいご飯と焼酎に会話も弾み、楽しい時間はあっという間。オレンジ色の夕焼け空も、陽が沈んで光り始める街の夜景も堪能して、デザートの焼きマシュマロと焼酎ロックのマリアージュを味わえば、旅の締めくくりです。

初夏の鹿児島市谷山周辺を巡る蔵旅では、忙しい毎日をちょっと忘れて、ゆっくり、じっくりと羽を伸ばす時間を過ごすことができました。次の蔵旅は、どのエリアに行く!?早くも真夏の計画を立て始める3人でした。

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